エアコン取り外し
石川空調は正しい方法でエアコンを取り外します!
・エアコンの取り外しは、エアコンをお引越しなどの室内機と室外機、 配管を取り外して運び出せるようにします。 その際にガスを室外機に集めて漏れないように取り外します。 また配管の中ににホコリ等の異物が入らないようにします。 エアコン取り外し工事の作業時間は設置状況によりますが40分前後です。
エアコン取り外し |
¥5,500(税込)
※室外機が「屋根置き」や「天井吊り」等の特殊取り外しの場合は別途¥2.700(税込)がかかります。 |
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エアコン処分 | ¥4,400(税こ) |
エアコンは素人でも取り外せるの?
エアコンの取り外しの作業は取り付け作業に比べて、確かに簡単なのかもしれません。インターネット上に紹介されている「エアコン取り外し方法」などを見れば、自分で出来る方も居ることでしょう。 しかし、当方の今までの経験上、途中までしか取外せなかったとか、物理的に外したが冷媒ガスが抜けてしまったとか、失敗をしている方が多くいらっしゃいます。 安く済まそうとしたつもりが逆にエアコン部品の取り替えや、冷媒ガスの補充とかで高くついてしまうリスクが伴うのも事実です。専用の工具を使い、各手順を熟練にこなして、 そして何より愛用のエアコンを取り外した段階で壊してしまわない為にも、我々、プロにご依頼ください。
エアコンの取り外し方
1、室外機の側面カバーを取ります。
1:エアコンを取り外し前に、先に室外機の置き場所や外した後の搬出ルートを確認しておきましょう。置き場所によっては、プロの作業員でも二名がかりでないと手が付けられないケースがあります。決して無理をなさらないでください。※ここでは標準的な設置条件での取り外しについて説明していきます。
2:室外機側面(赤丸部分)のカバーを外し、配線や配管部分を露出させます。
これで電線の接続部や冷媒管が見えてきます。 室外機で電源を取る機種もあるが、ほとんどの場合ここの電線はあくまで室内機との連絡線です。配管の中にはまだ冷媒ガスが流れているので外すのを早まらないでください。
2、電源を入れ、強制的に冷房させます。強制冷房ボタンがある場合はそちらで。
これはエアコン取り外しにおいて一番肝心な部分「ポンプダウン」の準備段階になります。 場などは普通にエアコンを運転すれば大丈夫ですが、冬場など気温が低いときは強制的に冷房かける必要があります。また、メーカーや機種によって、操作方法が異なりますので、説明書を確認するか問い合わせるといいでしょう。
※ここで機種によっては、リモコンが必要になることがあるので、お引っ越しなどの場合は荷物に梱包しておかないように。
3、ポンプダウン作業
室内機や配管、エアコン全体を循環する冷媒ガスを回収するための「ポンプダウン作業」を行います。ここでは「六角レンチ」、「モンキースパナ」が最低限の工具、あと作業に慣れがないと失敗する可能性が高くなります。
1:2本ある配管先端のバルブのキャップを外し、うち細いほう(高圧側、液側)のバルブを六角レンチで締めます。
2:これで冷媒は配管パイプを通して室内機から室外機への一方通行になります。
3:おおむね2分冷房運転します。メーカーや機種にもよりますので、説明書を参照してください。
4:(運転したまま)外機側の2本ある配管の太いほうのバルブを閉めることで、室外機に流した冷媒を完全に閉じ込めます。
4、ポンプダウン作業が終了し、エアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
1:二つ外したバルブのキャップを元に戻します。
2:ポンプダウン作業が終了したら、エアコン室内機の電源を切ります。
3:本体のコンセントを抜いておき、配管などの接続部の取り外し準備をしてください。
5、ガスを室外機に封入した状態で、配管パイプの接続を冷媒が漏れることなく取外せます。
ポンプダウン作業が完了したので、あとはようやく物理的な接続を取り外す段階に入ります。
1:細い方と太い方の両方の配管ナットを外します。ただしもし瞬間的な音(炭酸飲料開けるときのような)ではなく、連続した「プシュー」が続くようだったら、それはガスがまだ残っているので、もう一度ポンプダウン作業に戻る必要があります。
2:同時に、連絡電線やドレンホースも取り外します。順番は特にありません。
※電線を扱う前に室内機のコンセントが抜かれていることを再確認してください。
3:これで室外機に冷媒ガスを閉じ込めた状態で、搬出可能な状態になりました。ただ、運ぶ時に室外機をなるべく立てた状態で運び、大きな振動も避けるようにしてください。
6、室内機の取り外し
エアコン室内機の取り外し方と注意点をご紹介します。 1:室内機を下(壁側より)片方だけ持ち上げながら、少し厚みのあるもので隙間に挟み、そのスペースを使い配管類を取り出します。 2:本体を取り外す時に、内側にツメがかかっているが、機種によっておよそ外し方は三パターンあります。 ・パターン@底部を下から上げる ・パターンA底部を下に下げる ・パターンBただ上げるだけ 3:@〜Bの後、室内機を垂直に上げ、本体を壁から取り外します。この時水が落ちてくることがあるので、できれば周りを養生しておいてください。
室内機を取り外した後に残る鉄の板(室内機金具: 背板)は次にエアコンを取り付ける時に必ず必要になるので、忘れずに取り外して本体と一緒に保管してください。もし捨ててしまったり、無くしてしまいますと余計な費用が掛かります。
7、後片付け
空いた配管穴をパテかキャップで埋めておきます。
※写真はキャップです。
また、配管の中にゴミや虫等の異物が入らないよう、室外機接続部と配管先端をテープなどで保護しておきます。
8、取り外し後のエアコンの保管について
すぐに取り付けずに、一旦エアコンを保管しておきたいと、引っ越しの際に少なくないケースと思います。その保管についてですが、気になるところは大体二つ。
1・配管ホースを再利用したい場合。いくら開口部を密封したとしても、時間が経つにつれホース内壁に残るガスの酸化により、配管ホースは固くなっていくので再利用できる可能性は低くなります。大体の目安として、外してから一か月以内に取り付けることをお勧めします。
2・エアコン自体再利用できれば良い場合。こちらに関しては、取り外し時にちゃんとした手順で行い、 冷媒ガスを室外機に封入していれば、半永久的に再度稼働することは可能です。
また、エアコンの配送については、室外機を横に倒したり、大きな振動を加えたりだけしないようにお客様にお願いしております。